しばにゃん

ラストサマーウォーズのしばにゃんのレビュー・感想・評価

ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)
3.8
メジャーで公開されないだけで、きちんと夏休みのジュブナイル映画が制作されているのは嬉しい。

入間に住む陰キャ映画オタクの主人公が、夏休み明けに引っ越してしまうクラスの美少女をヒロインに迎えて自主映画を撮る話。

陰キャなのに好きな子に「僕の映画のヒロインになってください」と言える勇気が素晴らしい。
俺にも当時その勇気があれば、今はもっと違った未来を歩むことが出来ていたのかもしれない。

実にご都合主義的な映画で、ストーリーに変化球要素はない。
想像を超える展開は一切ない分、安心して見ていられる作品。

しかし、この手の映画に出てくる母親がいつもヴィランなのはどうしてだろう?
誰よりも子どもに愛を注いでいる筈なのに、夏休みの少年少女の冒険を邪魔するラスボスはいつだって母親な気がする。
最近リアルではかっこいい母ちゃんも増えてるんだけどなー。

こういう映画を見ると仲間と創作活動を進めたくなっていい刺激になる。
癒し系ムービーです。この夏は入間に行こう。
しばにゃん

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