笑いに取り憑かれた男の青春記。
ハガキ職人ツチヤは憧れの芸人に誘われて、構成作家見習いとして上京する。
夢を狂気的に追う男の青春映画。
社会性がない主人公が、努力と才能だけで社会の中で夢を叶えようとする。
そこに共感はない。ただただ笑いに取り憑かれている。そのエネルギーが爆発する映画。
個人的には共感がある方が話に乗れるタイプなので、笑いに興味を持ったきっかけやここまでのめり込むようになったエピソードなどがあればと思う。
ただそれがあると笑いのカイブツではなくなるんですけどね笑
菅田将暉のキャラクターの「俺はお前が羨ましい。こんなに苦しんでも叶えたい夢があることが」と語りかけるシーンが大好きでした。
優しさがしみる。
会社生活が合わないからお笑いをしてる人もいる中で、結局お笑いの世界でも社会性は必要という。
そのあたりはオードリー若林のエッセイを読んでほしい。
岡山天音の笑いのカイブツっぷりはさすが。
板橋さんめっちゃオードリー春日笑
