ゆう

笑いのカイブツのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、イマイチ入り込めず。

主人公が人間関係不得意なのはわかる。わかるけど、不器用すぎる。
何度も何度も酒に逃げるシーンがあり、主人公の弱さにイライラ。
好きなことをやり抜く度胸のない、非力の人間にしか見えず、カイブツというには程遠いように思えてしまった。
川に飛び込んだだけで、生まれ変わったようなことを言うが、道頓堀に飛び込んだところで人はなかなか死ねないだろう。彼もそれはわかっているはずで、自分自身に酔っているようにも見えてしまう。

そもそもお笑いにそこまで執着する背景が見えない。
各俳優の渾身の演技は見応えあるが、肝心のシナリオがいけてない。
邦画によくある、いい映画でしょ的な雰囲気の映画だった。
ゆう

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