ゆうき

笑いのカイブツのゆうきのレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
1.0
エンタメ業界で仕事をしているので、こういう人をたまに見かけます。
なのでそのあたりを岡山天音さんがとてもうまく演技されていて、正直イライラしました。

才能はあっても、人とのコミュニケーションがまったくとれない。
本来はマネジメントがその仲介役をするのですが、マネジャーともうまくいかない、常識が理解できずに身勝手な行動や主張を繰り返す。
どんなに才能があっても、さすがに面倒見切れなくなる・・・。
こういう人、タレントでもスタッフでもたくさん見てきました。

ですがこの作品、監督も正直なところまとめ切れていないような気がします。主人公がどうにもならず落ちていったのか、それともまだ希望が持てるようになるのか、全くわからないままカットアウト。途中のエピソードも振りだけで回収されないものばかり。
映画全体としては、菅田将暉さんと仲野太賀さんに助けられてますね。
岡山天音さんの熱演をムダにしてしまった気がしてなりません。
キャストだけでお客様が入っている作品と思ってしまいました。
ゆうき

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