このレビューはネタバレを含みます
くそ、だめだ
ちゃんと映画として評価できない
自分はリトルトゥースであるし、お笑いめちゃくちゃ好きな自信があるからずっとしんどくて食らいまくった
映画らしさがどんどん排除されていくのは見ていて面白かった
映画っぽくないオープニング、恋愛に発展しない恋愛
全て掴み損ねて掴む気すらなくて結局お笑いに戻る
基が自伝小説だからかな
でもそこが良かった
ただ単に思ったことは普通に生きれる人間なことがすごく嫌になったということ
自分はどこにでもある程度居場所を作れるんじゃないかみたいな感覚のせいでツチヤに劣等感を感じた
しんどいままでもこんなふうにまっすぐ生きていけたら好きなことができるのかもしれないなと思った
ないものねだりだけども
ずっと考え続けて気づいたけど憧れているのはツチヤではなくツチヤの目指していたものだ
ツチヤがなりたかったものに俺もなりたい
でもそのための行動をしてない、ツチヤは行動していた
その劣等感だ
何もしていないのに見ている方向だけ同じだった