mito

笑いのカイブツのmitoのレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
3.6
2024年4本目。
オードリーのANNを筆頭にネタ投稿をしていた伝説のリスナー、「ツチヤタカユキ」の自伝的小説の映画化。

正直、観終わった直後はそこまで響かなかったが、数日経って色々考えると良い味してきた感がある。

鑑賞後、そこまでだった理由は「流石にここまで酷い状況ではなかったやろ」という疑念にある。
一番の理由は、ツチヤタカユキさんを演じた岡山天音さんの演技が恐らく本人以上に鬼気迫る怪演をしてしまったこと。
その影響で対人関係駄目と言っても、これは流石に度を越してると思うし、人間性の部分で彼に嫌悪感を抱いてしまう側面が垣間見れてしまう。

自伝をベースとしながら、作劇的に少し誇張していた部分もあるだろうというのもあるが、彼の演技が本人を超えてしまったのは間違いない。
mito

mito