面白いか面白くないかと聞かれれば、終始苦しかったと答えると思う。何者かになろうとする人の壮絶なまでの努力と葛藤と血と汗と涙を目の当たりにした衝撃。そして、自分の当たり前が通用しない人に対して、自分は迫害したりはしていなかという内省。人生は映画やドラマみたいに(いや、映画なんだけども)上手くいかないのは知ってるけど、こんなに頑張ってる人でもあかんの?的絶望。そんなこんなでとにかく苦しかった。いい映画だったかと聞かれれば、昨日観た映画の余韻が、1日経ってもまだ残っているし、人に映画の話したら泣けてきた、そんな何だか凄まじい映画だったと答えると思う。とにかく、昨日、確かに笑のかいぶつを観た。