デカマラ和尚

笑いのカイブツのデカマラ和尚のレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
3.4
582
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世間のものを笑わせたい、しかし世間のものとは協調出来ないというしがらみのある主人公を見ていて辛かった。酒に逃げて泥酔するシーンが多いので余計に。

熱中できるものがあって、それに対してムカつくし悔しい思いもするのに、コミュ力が足りないと言うだけでこうも人は生きづらいのか、、と。

ただ、コミュ障のくせに行動力は人一倍あるので余計何がしたいんだこいつ状態に見えてしまったのがうーんなポイント。

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承認欲求の塊なのに自分を認めない奴にはキレるという嫌悪感が拭えないキャラ。それを演じる岡山天音が上手すぎて余計イライラする。菅田将暉演じるピンクに号泣しながら不満を吐露するシーンは圧巻。

松本穂香が今胸見てたやろと、ツチヤに言うシーンはまるで劇場内の我々に向かって言っているようでドキッとした。事実見ちゃってたので尚更。。。
デカマラ和尚

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