やましん

1941 モスクワ攻防戦80年目の真実のやましんのレビュー・感想・評価

4.3
ソ連の大平原と山村で凄まじいまでの砲撃戦と銃撃戦が繰り広げられた独ソ戦。
1941年、ソ連はドイツ軍の侵攻を受け、首都モスクワ陥落の危機に直面していた。

今作は、士官学校の若き士官候補生たちが最前線イリンスコエを守り抜いた戦いが、凄まじいまでの迫力と臨場感でえがかれる。
ハリウッド大作みたいにエンタメとの両立を狙ってないので、戦場の過酷さがよりシリアスに描かれている戦争アクションの秀作✨。
ロシア側の制作陣の覚悟と威信を示そうとする心意気が伝わってくる
これ、やはり劇場で見たら鳥肌ものの迫力でしょう😊。

この戦いが翌年のスターリングラード攻防戦につながり、戦局が大きくソ連側に有利に傾く。
ナチスの軍事力と物資は圧倒的だったが、この戦いは、その後の戦局を変える大きな戦闘だったのだ😂。

今作を見て、昔見た韓国映画の『戦火の中へ』という映画を思い出した。
あれもまだ武器もろくに持てない少年たちを、朝鮮戦争の最前線で戦わせた負の歴史を描いている感動作品だった。

戦争アクションとしてぜひおすすめしたい1本となりました🤗
やましん

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