コキジ

1941 モスクワ攻防戦80年目の真実のコキジのレビュー・感想・評価

3.5
ロシアがウクライナと戦争している今でこそ見るべき映画。この映画でロシアの敵はウクライナではなくドイツですが。
ロシアは悪か?ウクライナは可哀想か?どちらでもありません。
『U-ボート』のレビューでも書きましたが、戦争に正義もクソも無い。政治に利用された殺し合いです。

兵士は敵も味方も皆、愛する父と母のもとに生まれ、友達や幼なじみや恋人や婚約者が居て、帰るべき所があります。それなのに、、、。

今、国連やアメリカや日本まで(!)ウクライナを支援しています。繰り返しになりますが、ロシアはそこまで悪ですか?
何で見たか失念したのですが「ウクライナのクーデター」という見方も出来るそうです。

個人でSNS発信が出来る今、YouTubeや Twitterで残忍な戦場を見る子が出来ます。
今の銃ってこの映画の頃のような音じゃないんです。「シュポン、シュポン」ってまるでエアガンの様な音で、派手に血が出る事も無く兵士が死んで行くんです。
この映画の最後はドラマティックですが、現実は呆気なく。

つかよー、それより何回銃乱射事件が起きれば銃規制するんだよアメリカ。ウクライナ支援の前にやる事あるだろう。
他所の国の戦争にアメリカが介入するとベトナム戦争みたいに寧ろ悪化する、って学習しろよ、戦争大好きアメリカ。
コキジ

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