WOWOWでのドラマ版視聴済み、やや(?)ファン目線の感想です。
「フェイクドキュメンタリー」という「ドキュメンタリーぽいけどフィクションだよ」って言うジャンルになります。
ドラマ版に比べるとカットされたシーンや追加されたシーンによって、凄くすっきりとして「何を伝えたいか」がはっきりとして見やすかった。
内容は、「おじさんたちの青春群像劇」というべきなのでしょうか?
おじさんなのに「青春」って矛盾しているように見えるけど、言葉を探したらこれしか浮かびませんでした。(語彙力・・・)
リーダーである森崎さんが「解散」を言うシーンがあり、過去に自分の推しグループが解散なり休止したなどの経験ある人には身につまされるシーンもあります。
(私も過去に休止した推しのバンドの事を思い出したりしました。)
「フェイク」ではあるのですが、話に挟まれているインタビューは「リアル」もあり、リアルとフィクションが上手く混ざり合う事でリアルな物語になっていました。
ファンが見れば「このシーンは完全に演技だね」とか判ってしまうのもありますが、演劇ユニットだけあって「これリアル?」と感じて戸惑うシーンもあり、さすがの演技力です。
同世代である自分からすると、こういう風に学生時代の友達と一緒に歩き続けているというのが、羨ましくなるぐらい。
もちろん「芸能界」という「ビジネス」中では、「友達」としてではなく「ビジネスの仲間」となり難しい面があると思うけど、それを超えてきたのだろうな素敵だなって感じました。
NACSのファンならずとも見て欲しいです。
あと、大泉さんが作詞作曲した「空」という曲はとても綺麗な曲なので、映画館のあの音響で是非とも聞いて欲しいな。
重要なのが、クレジットが流れても立たないように。最後にもう一つ大切なシーンがありますので。
上映館が少ないのがかなりネックなのと一部のシーンにおいてファンでないと判らないのがあり、もう少し判りやすくなればファンでない人ももっと見やすいのかなーって。
それがマイナス点ですね。
難しいところではありますけどね。
