まっと

女神の継承のまっとのネタバレレビュー・内容・結末

女神の継承(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

この前セルビアン・フィルム観たときも思ったんだけど私何か悪いことしてここにいるんか???と後悔&逆ギレするタイプの映画でした つまり最高です🥰

まさにコクソンを観たときに感じた、「信じる者は救われる」の裏にある「疑った瞬間牙を剥く」存在(システム?)、すごく怖いし この怖いはなんか「ひどい」という気持ちが多めの怖いだ
ちゃんとやったじゃん、何がだめだったの、私悪くないじゃん、そういうひどいの怖さ

理不尽は怖いけど、怖いからこそ、こういうおぞましい存在のおぞましい脅威がシステマティックなもの大好きです
信じたから、疑ったから、どこかの時点で全部が破滅への道筋を決した
人間の理屈が通じないところで他の理屈は機能している 信じようが、敬おうが、寄り添おうが、聞き届けられると思うこと自体が勘違いだったのかも 精霊的なものや自然や動物の意思があるとして、何をどうしたって言葉として人間に聞こえるわけではないのだ ただ居合わせているだけなのだ

とは思うけどニムの死の絶望感と最後に明かされるニムすら女神を疑った事実に物凄く打ちのめされました 怖い映画だよ〜〜〜怖いよ〜〜〜何も信じられない そんなことに今気づいたの? それすら怖い
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