前半はゆったりしつつも不気味さが目立ち、後半は怒涛のホラーラッシュが凄まじかった印象でした。
最近とある村のとある宗教のホラー映画が多いですが、これもまた逸脱して観れた感じがありました。話題になっている「呪詛」にもありましたが、「見えないけどそこに何かいる」という「見えない恐怖」を表現しているところは極めて面白かったかもしれません。
あと、前半に主人公が語っていた「物には精霊が宿る。良いものも悪いものも。」というのが後半どう関わってくるのかというところなど、観ている側を飽きさせないような工夫をしている感じがありました。
しかし、ジャンプスクエアや性描写や虫描写はちょっと味付け濃いめな感じはしましたかね?前半のゆったりと後半の怒涛の展開からラストのメッセージは、観ていた私を無理矢理考えさせるため思考力がおかしくなる感じがありました。