女神バヤンの巫女ニムの姪ミンが次の巫女に選ばれたらしいから始まる不可解な現象。そして何かが違う
タイの土着宗教・信仰は精霊を八百万の神と置き換えれば理解はできるが、見慣れない祈祷は興味を唆る。ミンの容姿は可愛いのだがふてぶてしく気も強いので憐憫の情が湧くこともなく適度に突き放して見れる
話が進むにつれ明らかになる家族親族の裏切りや背徳。
雨の中ミンの行方を知るために祈り続けるニムの姿は力強かったが、姉の疑問への答えになる一番最後。人の弱さ脆さを露呈していて良い。
個人的には話のクライマックス?の食べるあたりの一連は笑ってしまって興冷めした。ひたすら気色の悪い祈祷路線で行ってほしかった。