複雑なストーリー、土着ホラー特有の嫌な雰囲気、控えめで効果的なジャンプスケア、モキュメンタリー風の演出。かなり計算された良質な作品。つまり本作は面白い、ということ。
物語の核は、村の守り神である女神を擁する霊媒師と悪霊の対決。そこへ家族の問題、先祖の業、呪いがどちゃくそに折り重なり凄惨な(本当に酷い!)事件に発展するというもの。
素材に目新しさはないかもしれないが、ひとひねりあることでとても良質なホラーとなっている。前述の土着な雰囲気が、古き良きJホラーで最高。祈祷シーンも迫力あるし、クライマックスも息継ぎする間がなかった。ラストは辛かった。
なんでもかんでも伝えたくなる病の私は、詳細をネタバレせずに書くのが苦手。長くなるし笑
今作でそれをやれば未鑑賞の方には大変申し訳無いことになりそうなので、ざっくり感想だけお伝えした。まあすでにほとんどの皆さまは鑑賞済みと思うが。
主人公はかわいいし、全体的な芝居も良かったので配信などで再鑑賞した暁には、詳細をバリ書きする。『女神の継承』おすすめ。
少しだけ汚い言葉言います。ごめんなさい。
最前列で上映中に喋るな笑うなク○ビ○チが。