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女神の継承のkazu1961のレビュー・感想・評価

女神の継承(2021年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-575
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋『エクソシスト』×『パラノーマル・アクティビティ』×『ゾンビ』と言ったところか。。。怖い!!何度もそのカメラークにドッキリさせられました。。。タイ独特の文化とその崇拝、そして悪魔祓いのシーンが見事に合わさってその不気味な世界観は新しいですね。。。

🖋️ 『哭声/コクソン』の続編として始まった企画が大飛躍して本作へと。原案・製作を『哭声/コクソン』のナ・ホンジンが、監督を『心霊写真』のパンジョン・ピサンタナクーンが担当したタイ・韓国合作のモキュメンタリー超自然的ホラー映画の秀作。

🖋️タイの農村地帯で土着宗教の祈祷師を取材していたドキュメンタリー映画の撮影隊が、やがてその祈祷師一家にまつわる怨念が渦巻く悪霊憑き事件を目撃することになるという物語ですが、カニバリズム、動物虐待、自傷行為、近親相姦を暗示したその内容は結構強烈。。。滅茶苦茶エネルギーを吸い取られます。そんな暗示内容に賛否両論あるんでしょうね。。。ゆったりと人間関係を紹介する序盤は穏やかでしたが、終盤にかけての勢いがもう圧巻!!ラストでなんやそれ!!とはなりましたが、それでも十分に怖がらせてくれました。。。

🖋️『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える本作、なかなか面白い作品でした!!

😨Story:(参考: 公式サイト )
小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかー。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。

🔸Database🔸
・邦題 :『女神の継承』
・原題 :『The Medium』
・製作国 : タイ・韓国
・初公開 : 2021
・日本公開: 2022/07/29
・上映時間: 131分
・受賞 : ※※※
・監督 : バンジョン・ピサンタナクーン
・脚本 : バンジョン・ピサンタナクーン
・原作 : ナ・ホンジン
・撮影 : Naruphol Chokanapitak
・音楽 : Chatchai Ponhprapaphan
・出演 : ナリルヤ・グルモンコルペチ、サワニー・ウトーンマ、シラニ・ヤンキッティカン、ヤサカ・チャイソーン

🔸Overview (映画. com)
「チェイサー」「哭声 コクソン」のナ・ホンジンが原案・製作、ハリウッドリメイクされた「心霊写真」や「愛しのゴースト」を手がけたタイのバンジョン・ピサンタナクーン監督がメガホンをとった、タイ・韓国合作のホラー。タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族の血を継ぐミンは、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになってしまう。途方に暮れた母は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。ミンを救うため、ニムは祈祷をおこなうが、ミンにとり憑いていたのは想像をはるかに超えた強大な存在だった。
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