話題になってるたのだけ知ってましたが、何も情報無しで見たらまさかのモキュメンタリーだったんですね。
モキュメンタリーなのにめちゃめちゃ映像が見やすい。映像綺麗だし画面酔いしないし、タイのカメラマンは相当優秀なんでしょうね()
アミニズムのような土着信仰は東アジア南アジア地域でよく見られまして、祈祷師や占い師は村の中では1番上の立場らしいですね。
何か超自然的で意味も分からない出来事があったら、霊の仕業に違いないから助けてって言ってるのに、実は...って言い始めるあのラストは怖すぎる。
前半の丁寧な祈祷師の解説、呪いの発現があるからこそ、後半の加速度的な面白さに繋がっていて、単純な娯楽では終わらせないホラー作品に仕上がってると思いました。
神が居ないとは言わないけど、結局信仰なんて人智を越えた現象には途端に意味を無くす絶望感。
ミンからしてみれば、自業自得とまではいかない血筋の業が原因ってのも、いやそんなの知らないよ!っていう絶望感。
今まで見たモキュメンタリーでぶっちぎり面白かったです。