このレビューはネタバレを含みます
大惨事じゃん…。
タイ版エクソシスト大失敗過ぎて目も当てられないことに。
敗因は女神を迷信として信じず過去に選ばれたのに継承を拒否した姉の、疑心だろうなあ…
この姉の行いと言葉が、新たな継承者となった妹へも伝播して、女神と言われる土着の神様、精霊？の存在そのものへの信頼を揺るがせて疑念を抱かせたのがいけなかったんじゃないかな。
何かを信じること、信じ続けることはものすごく難しいよね…。
そもそもおそらくですが、土地の加護や恵みを拒否した時点で、姉は未来を失ってたのかも。
巫女になることを拒否して結婚した相手が呪われた一族だったわけだし…。
でもなぁ、現代のこの時代に自分で未来選択する自由を奪われて田舎の村に留まり精霊に仕える巫女として村に尽くす生活を余儀なくされるって辛いよね。
…今このインターネットやら携帯で情報取れる時代に精霊って何さ…何故自分が…ってなるよね…。
ドキュメンタリー撮影続行不可能になったからぶった切られて最終的なとこはどうなったのかわからないのですが、廃墟ごと全員全部燃えたのかな…過去の一族への恨み辛みは一族郎党根絶やしになったのでこれで終息かもだけど、凄まじいな…。
最後の儀式に向かうトラックの背後に貼られてた赤くなる？だかなんだかのシールの件は伏線…？帰りは血の大惨事になるよって意味だった？そうなるともう女神継承者失っていたあの時点で儀式行う人もダメだった感じ？
わからない…
タイの精霊、日本ならご先祖様の霊または土地神様的なものとして扱われてる何かが近いような。
土着の何か、とか先祖代々続く祟りとか、これ日本だとすんなりわぁ〜怖いよね〜これは祓うの大変なやつ…とか普通に受け入れちゃうね、そういうアジア独特の湿度を感じました。
こういうの、お取り扱い難しいし、怖い案件よね…。
