このレビューはネタバレを含みます
期待しすぎちゃった系。
怒涛の狂乱は間違いなかった。
大騒ぎ。
前半はアジアンホラーらしいジトジトした展開、後半からパニックが始まる。
一貫して家族の繋がり血の繋がりがテーマかなと思う。取り憑かれても娘を求める母親。我が子のために判断を誤る母親。残虐な過去の償いを強いられる子孫。
犬状態のおっさん集団が怯えてるとこちょっと笑う。
結局女神はいたのかいなかったのか。
ニムは女神を疑ってしまったから命を奪われたのか。
ミンが憑かれたのはいつからなのか。
中途半端な儀式を行なってしまったせいなのか産まれた時から決まっていたのか。
哭悲が人間性の喪失的恐怖なら
女神の継承は人間が紡ぐ血の繋がり故の恐怖。