このレビューはネタバレを含みます
2024年3月 アマプラ 憑依系だが怖いってよりはひたすら「タチ悪い…」って感じのプリミティヴな悪霊しぐさがほとんどで、周囲の方々の気苦労がしのばれてしまう映画だった 終盤儀式の失敗を契機にそれまで迷惑行為レベルだった悪霊が底抜けの暴力性を発動し、草の根も残さぬ一方的大殺戮劇となるのだが、もしかするとカメラに映されなかった「巫女が力尽きた夜」にこそ悪霊と悪霊を抑え込んでいた彼女との最大最後の戦いがあったのでは?一番の山場を見せてないのでは?などとフレーム外の物語に勝手に思いを馳せてみたりするのだった まあそんな理由付けが欲しくなるぐらいに最後のギアの踏み込み具合が唐突すぎんのよ、ってことなんだけど