このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画としては全然見れるものだが、モキュメンタリー映画としては出来が悪い。コクソンでぶち当てたしモキュメンタリーでも天下取るか、という感じで撮ったのだろうがモキュメンタリー映画はド下手糞だった。前半中盤はカメラマンの存在が透明で誰も気にも留めない。女子トイレ盗撮したり挙動不審な女性に付き纏っていたら通報されるだろ。終盤でカメラマンが存在感を急に現すが何故か悪霊のヘイトが低く周りから先に犠牲になる。また、カメラマンが一言発言するか、カメラ置いて手伝えば丸く収まる場面で何も言わず極力画面を揺らさない様に心掛けているだけなので最悪な展開になる。
あと終盤あたりに部屋で定点カメラを設置するが、普通にミンが部屋中を大暴れしてるのが分かっているのに対策をなにもしない。あと儀式が失敗した後にカメラマンが食われるシーンでまずカメラ拾うのはおかしい。グルモンコルペチが迫真の演技をしてるのは凄いと思った。まとめるとモキュメンタリー作品にしていることが死ぬほど足を引っ張っている。普通の作品にしていたら名作になっただろうに勿体無い
