このレビューはネタバレを含みます
タイ東北部イサーン地方の村の祈祷師一族を取材するという、ドキュメンタリー撮影の設定で描かれているから、ホラー作品。かなりリアリティだし、最高におもしろかった…!!!
ニムの最期のインタビュー映像。
バヤンを信じられなくなっている。
自分に力があるのかわからない。
お、おおおおおお!180度変わってくるじゃん!これってこの事件は悪霊のせいじゃなく、ヒステリーに陥った人間が全て原因だとも捉えられるなぁと思いました。
ちなみにタイ語で、ウジムシはหนอน(ノーン)ですが、裏切り者という意味ももっています。うん、まぁ悪霊だよね。
悪霊の怖さと人間の怖さが両方とも厭なぐらい存分に感じられて、観た後に、いろんな考察が飛び交い、広がっていくのもおもしろいよね。
タイの言葉とか空気感が伝わるのでぜひ字幕で見て欲しい。