ささみ

THE FIRST SLAM DUNKのささみのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
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映画にしてくれてありがとうとまずは言いたい。
しかしスラムダンクが好きだからこそ、自分の感想にショックを受けてしまった。
他の人がめちゃくちゃ面白かった!よかった!ファンこそ見るべき!って言ってるのに全く共感できない。
声優変更ありえないとか主題歌がどうとかやり方が汚いとか散々叩かれてた時も、わたしはスラムダンクが好きだからまた新しい湘北を見れるだけで幸せよ!って思ってたのに。
オープニングとあの緊迫シーンはめちゃくちゃ鳥肌が立ったし、湘北メンバーがゲームするのをまた目の前で見れたのはすごく嬉しかった。
本当のゲームを見てるみたいでアニメよりもワクワクした。
原作にはない沢北の悔しいシーンもグッときた。
でも見る前は絶対泣いちゃうだろうなって思ったのに、途中から早く終わらないかなって思うくらいハマらなかった。
一番好きだったリョーちんにフォーカスされてるストーリーなのは嬉しいけど、中途半端に原作に忠実でいまいち入り込めず。
各メンバーの心理描写もちびちびあったけど、そこに至るまでの過程がないから何も伝わってこない。
花道の3ヶ月とか、安西先生のガッツポーズとか、ミッチーとゴリを見た木暮さんの「待たせやがって、、、」とか。
一番ショックだったのはゴリの「泥にまみれろよ」が、バイキンみたいな嫌な先輩で片付けられたこと。
そんな思いを抱えたまま最後の流川と桜木のハイタッチだったから、わたしには何も響いてこず。
中学生時代のリョーちんとおそらくミッチーが1on1をするシーンもあったけど、中学生時代のミッチーの髪型はセンターパートなのよ。

もう一回見てやっぱりめちゃくちゃ良かったわ!って言えるようになりたい。
ああ。
1日経って思い返してもこの感想が出てしまう自分がショック。
原作も何も知らないけどめちゃくちゃ良かった!って言ってる人薄すぎでしょとすら思ってしまう。性格悪いけど。
ささみ

ささみ