待ってました!大傑作!
井上雄彦の絵が動く!
原作スラムダンクの魅力の一つは、その絵の美しさなんだけど、それが違和感なく動くのに感動した。
井上雄彦の描く「手」はゴツっとしながらもすごくバランス良い美しい。
それがそのまんま動くし、だから、手紙やボールが美しく感じられる。
ストーリーも、宮城リョータの掘り下げと、山王工業とのベストマッチ、この二つを交互に流してく、バランスがいい。
どっちもうまいこと、興味をそそるようにカットされるもんだから、どっちも見たい!って、見る側の感情を上手くコントロールしてる。
ただ、出てくる人の説明はないので、原作で勉強しとかないと、初見の人はちょっと置いてけぼりになると思うので、そこだけ減点。
原作知ってる人は、一個も問題なし。
めちゃくちゃ楽しめる。
三井の友達、ノリオの暑苦しさもめっちゃ表現されてて、細かいところも手を抜いてない。
時間的にいくつか削られてるエピソードもあるが、そこも古参のファンなら、脳みそでどうにかなるでしょ!
今、戻ってきて、改めて原作を読んでるので、も一度いくよ!
マジでやられた。
「左手は添えるだけ」