このレビューはネタバレを含みます
あらすじなどが伏せられた今作。YouTubeのネタバレレビューなども封印して鑑賞。
ちなみにスラムダンクは全巻読んでいるが、バスケ未経験、バスケルールほとんど知らない状態です。
まさかの山王戦で初めから驚き。
山王戦の激アツ+宮城の深掘りで話が進んでいく。絵の感じについてはやや違和感感じる部分もあったが、すぐに慣れた。他の人が言っている通り、漫画がそのまま動いてるようだった。
流川のパス、オヤジの栄光時代の下りなど感動ポイント満載で安定の面白さ。中でも、三井のスリーポイント、最後の桜木へのパスからのハイタッチシーンは抜群に良かった。無音になる演出は漫画と同じなんだろうが、映画館であんなに無音になるのを初めて体験した。それが緊張感と臨場感を高めてくれた。展開分かってるのにあそこまでワクワクさせるのはやはりとんでもない映画なんだと感じた。10featの第ゼロ感のかかるタイミングが秀逸すぎる!
宮城のストーリーは大切な人を失った後の人生。大好きだった兄の死を受け止められず、劣等感をも抱いてしまう。そんな中、山王に勝つという兄の憧れを思い出し、兄のリストバンドをつけ試合に向かう。そして試合に勝ち、やっと兄の死を受け止め前に進み始めることができる、みたいな印象を受けた。感動した。かなり良かった。が、もう少しだけ分かりやすかったらさらに感情移入できたのかなーと思った。
良い映画だった。色々と情報を入れた上でもう一回映画館でみてもいいかなー、と思う。