泣き過ぎました。飲み干したスプライトが直ぐ目から出てきたので、シュワシュワシュワ〜って音がしました。
ただ、振り返って思うと、涙の理由が懐かしさだけではないかと思ってしまいました。
俺が思春期に持っていた漫画がスラムダンクだけだったので、何回も読んでいたせいでもしかしたら映画として全く観れなかったのかもしれません。
途中の宮城の昔の話は、「うわぁ、宮城の家庭ってこんなんだったんだ。」と正直思い込ませていました。本当の気持ちは「早く漫画のシーンを！」と思ってしまいました。ファンとしての正しい振る舞いは、映画オリジナルのシーンをしっかりと認める事だと思って無理矢理良いシーンだと思い込ませていただけでした。井上さん！すいません！
井上さんが俺の後輩で、しかも俺から無茶苦茶金を貸りてたら、桜木が主人公の漫画のまんまを映像にしろと言ってました。
魚住のかつらむき、受け付けの女の子が業務を放って試合を観に行く、海南メンバーや諸星や名朋の監督と森重、春子と桜木軍団がフロアに降りてきて腰を痛めた桜木を囲む、言ったらキリがないほど観たいシーンがありました。
でも、宮城の兄貴が赤木と同じ週刊バスケットボールを持っていたり、最後の攻防で無口だった宮城がみんなを集めたり、沢北と宮城がアメリカで対決する所はカッコよかったです！
昔三井に会ってたとかは何とも思いませんでした。
一つ思ったのは、漫画で宮城が登場した時の印象は、ヤンチャでフラれてばっかりのお調子もんだと思っていました。なので、そのギャップが個人的には違和感になってしまいました。
それから、やっぱり長く感じてしまいましたね。
これ、もしかしたら、もしかしたらっすよ？スラダン好きじゃなかったら、一点かもしんないっす。いや、もしかしたらっすからね！こっちは泣いてるし、楽しませてもらったんすけどね！だから、観る側の知識とか思い入れで評価が変わっちまうんすかねぇ。俺っちはそう思っちですね。
