コミックでも一番の盛り上がりを見せる、ご存知「やまおー戦」が映画の舞台。そこに、湘北の問題児であり、スピードスターの宮城リョータの過去、そしてバスケの原点が盛り込まれながら山王戦が進む。
兄が好きだった、そして兄と一緒にやったバスケ。そのバスケをプレーしながら、亡くなった兄の影を追いかけるか。レベル的には、既に兄を越える領域に到達しているリョータ。にもかかわらず、亡くなった兄を…特に精神面で越える事が出来ない。絶対王者の山王、そこの司令塔・日本No.1のポイントガードに挑む事で、そしてそれに打ち勝つ事で、少し吹っ切れたよいに思う。同時に、同じように兄…長男の影を追い求めていた母親も、リョータの成長を見て呪縛から解き放たれ、吹っ切れたように思う。
コミックでお馴染みの「やまおー戦」。結果はわかっているにもかかわらず、熱くなった！流石は、SLAM DUNKである！
