橋本スパゲッティ

THE FIRST SLAM DUNKの橋本スパゲッティのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

実はバスケで関東大会まで行ったことがある僕ですが金欠のせいで見るのが遅くなってしまった今作。
なにこれ、最高。12月にして最高傑作が滑り込んできた感じでした。

原作を何度も読んで、同じシーンで何回も涙が出そうになって、セリフを覚えてしまうくらい愛してるにも関わらず、映画化された今回もしっかり泣きました。
近年では超次元サッカー(笑)や能力者バスケa.k.a.黒子のバスケが流行りまくっていますが、限りなく現実的なスラムダンクがこんなに愛されてるの凄いなと実感しますね。やはりスポーツ作品の頂点だと今でも思っていますよ僕は。

声優問題だったり色々ありましたがなんだかんだ言ってしっかり面白かったし気にならなかったですね。
絵のタッチも最初は「アニメの時と違うな〜」みたいなこと思ってたんですけど、よりスポーツ的な動きが見れて面白かった。

今作はなんと言っても「主人公 宮城リョータ」ですよね。桜木ではなく宮城を主人公にしたのは良かった!
原作では描かれなかった「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」の背景…
おじさん(19歳)の涙腺には負担重すぎました。
桜木の「すきです。今度は嘘じゃないっす」
が無かったのは少し残念だけど。

スラムダンクファン誰もが見たかった山王戦ラストプレー。あえて完全無音の演出でしたがたまらなかった…
見てるこちら側も息を呑む感覚、話してはいけない緊張感、コート上で動いている選手たちから出る迫力全てを感じ取れる最高の無音でした。

ちなみに僕はスリーポイントシューターなので三井の「静かにしろぃ…」とかやばかったですね。クソかっこいい。

ハルコさんとアヤちゃんかわいぎる。でも出しゃばりすぎない作りが良い。
僕もマネージャーとイチャコラする青春送りたかった。