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THE FIRST SLAM DUNKのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

評判の良い「SULM DUNK」映画版ですね!

声優さんが変わることが直前に発表されたり、詳細が全く明かされなかったため、公開前から賛否巻き起こっていたけど、公開されてみたら絶賛されている作品ですね!

私は原作世代で、愛読していましたが、90年連載開始ってことは30年前!かー。わかりやすく流川派でした!今読み返したらどうかな?変わって無さそうw アニメは見てなかったから、声優さんについては特に思い入れは無く鑑賞しました。

実は「アバター」見ようとしていましたが今週もチケット争奪戦に破れ、評判いいし見てみようかな、くらいのテンションでしたが、いやー見て良かった!これは凄い!

映画は原作ではラストに描かれていた、湘北高校と山王工業高校の試合をメインに宮城リョータの目線を中心に描かれています。

まず、凄いのは何と言っても井上雄彦本人が監督脚本なこと!ご本人の美麗タッチキャラクターが、正に「そのまま動いている!」映像と、臨場感ある迫力試合シーン!それを堪能するだけでも見る価値アリ!

漫画家本人が監督と言えば、大友克洋が思い出されますが、アニメも大好きで勉強もしていた大友と比べると、あまりアニメ知識も無かったらしい井上雄彦って…天才!大友と並ぶ日本の宝なことは間違いない!ですね!

最近のアニメ映画と比べると、背景描写はちょっと甘いかな?って感じはしたけど、キャラクターの試合中の動きの美しさ?気持ち良さ?でしょうか。

「キャラクターが動くこと」ってアニメーションの原点だなあ、と改めて感じたし、そのアニメの原点への飽くなき追求心がちゃんと見る人に伝わっている!ように思えました。

ストーリーは、まあ良いですよね。当時はあまり感じなかったけど、BL味!が良き!w ですね。更に、チーム男子!感も最高でした!ポンコツチームが、5人揃って歩き出すシーン、多幸感!ですね!

しかし「ファースト」ってあるから、セカンドも評判良かったら作るのかな?なんて見る前は思ったけど、見ながらこのクオリティとストーリーは「最初で最後」感だなあと感じた。

原作の連載も終わった後、いつか続きを描いて欲しいなと思っていた事を思い出した。描く気なさそうだけど、いつか読みたい!

世界中で「アバター」が興行収入1位の中、日本だけは「スラムダンク」が1位っていうのも良いですねw 納得!
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