ジェイティー

THE FIRST SLAM DUNKのジェイティーのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
3.5
インターハイ出場を果たした湘北高校は二回戦でいきなり王者・山王工業と戦うことになるお話。

スラムダンクは僕が小学生の頃に連載していてみんなと同様楽しんで読んでいました。
あれから何十年と経って本編のクライマックスが観れるとは、この作品に限らず良い時代になったものですね。
肝心の物語については山王戦を描くことは想定していましたが、がっつり宮城リョータが主人公として描いてくれるとはやはり作者も思う所はあったのでしょう。
読んでいた僕自身もりょーちんのサイドストーリーが少ないと感じていましたし、肝心の山王戦でも他のメンバーに比べると覚醒が弱いかなと思っていました。
これまで知らなかった物語を見せてくれたのは良かったですし、あの激闘をりょーちんの目線で多く描かれているのはとても良い試みだったと思います。
作画も流石原作者が手掛けているだけに動く漫画と言った方が良いぐらい素晴らしかったです(河田兄の強さが動きをつけるとより分かりました笑)

ただ、作品自体は良かったのですが、私自身のスラムダンクに対する想いはとうの昔に終わっていたのか、あまり感動できなかったです。
これが10年、5年前くらいならまた違ったのかもしれません。

つまり、
『敗因は この私!! 作者含め制作者たちは最高のプレイをした!!』

ロングランすると思いますので皆様是非ご覧くださいませ!