サトタカ

THE FIRST SLAM DUNKのサトタカのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
5.0
明けましておめでとうございます!

元旦から家族で錦糸町オリナスで『THE FIRST SLAM DUNK』観てきまして(ファーストデイで税込1,200円)。

わたし、(大昔だけど)中学時代バスケ部で、社会人になってからも趣味のバスケを10年ほどやっていて、NBA観るためにトロントやNYに行っちゃうくらいバスケ好きだったもので。(好きなだけでうまくはない😭)

もちろん漫画のスラムダンクは連載当時から楽しく読んでいましたが、今回の映画はトレーラーを見る限りプレイヤーの動きがちょっとモーション・キャプチャーの3DCG感が強く動きがヌルついているように見えて、あえて劇場で観なくてもいいかなぁ〜と思っていましたが、アニメ好きな娘が推してくるので観てみたら…。

全編、まさに井上雄彦の描く線が、デッサンが、そのままリアルに動き出していて、もうそれだけで感涙。

今回ガードの宮城リョータに強くスポットが当たっていて、正直「え?、リョーチン?なんで?そんな思い入れないんだけどw」という気がしたけど、脚本でうまいこと乗せられまったく問題なし。いや、むしろリョータでよかったまである。

オフェンス時のフェイントやスクリーンプレイ、ノールックパスなどの表現、ゴール下の駆け引き、(山王の)オールコートプレス・ディフェンスで湘北の気持ちを折りに来たりとか、とかとか…自分が試合に出ているかのような視点ですごい臨場感でしたよ。バスケットボールという球技への理解度が深すぎる。

井上雄彦先生、漫画家としても天才ですが、映画監督としてもここまでとは…

動きがヌルヌル見えたのは、パソコンの小さい画面の中のさらに小さいYouTube動画のせいかもしれません💦
映画館の大きなスクリーンだとキャラクターの外形線のかすれまで見えて、井上先生がGペンで描いたかのように見えます。それが動いちゃうんだからもう…

音響の使い方もうまいし、スラムダンク好きな方は劇場で観るのをおすすめします😊
サトタカ

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