お正月2回も観に行った。面白すぎて。帰り道はスラムダンクのことしか考えられなくなってしまった。
初めて主題歌を聴いた時は、うるせ〜曲だな…と思ったのに(ごみん)鑑賞後には「スラダンのための曲や!!!」と思えてきて、AWAのプレイリストにダンクシュートをぶち込んだ。
幼い頃、テレビで見たはずの作品なのに、大人になってこうやって山王戦を見ると、メンバーへの印象は結構変わる。
それでも試合を見ている時の熱い思いは変わらない。
この作品は、視線の誘導が上手すぎる。
ある時はまるで自分がドリブルをしているかのように、ある時はリバウンドを弾かれたかのように、ただ見ているだけなのに体感できてしまう。スピーディで動きの多いバスケの試合なのに、試合の動きに混乱することが一度もない。見ている人をこんなに画面の中に引きずり込んでくる技術は、なかなか他にないように思う。
バスケなんてやったことないのに、途中「今までずっとチームのみんなで練習してきたじゃん?!」みたいな、架空の記憶すら生まれてきて、小暮と桜木がチェンジするたびなぜか「小暮〜〜!!!」と叫びたくなるし、ミッチーとりょーちんが喧嘩するシーンでは「やめてぇ!!二人とも好きだから!!ケンカしないで!!」と謎に夢女も顔を出す。
声優の交代でブーブー文句は言われていたが、個人的にはそんなに気にならなかった。それどころではなく、最高のストーリーだったし、作品としてこんなに集中して見入ってしまう映画は久しぶりだったと思う。
りきんで見ているので、見終わった後すごく疲れてしまった。笑
なにげに泣ける話だったので、ハンカチとマスクの替えを持っていくことをおすすめします。
2023年、最初に見た映画がスラムダンクでよかった!最高!!