サマータイムブルース

THE FIRST SLAM DUNKのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.1
原作の漫画本はチラッと読んだ(と言うより見た)ことがある程度、アニメは全くの未視聴で、ほぼ、なんも知らずに鑑賞しました

果たして、背景も、登場人物もバスケのルールもまともに知らずに楽しめるのか?

結果、めっちゃ面白かったです!!
まさかの、一試合を初めからラストまで120分間、全てそれで貫き通すという大胆な設定、試合中にそれぞれのメンバーのエピソードが挿入されていくやり方も良き
それがまた、エモいのよ、スポ根アニメなのに途中からうるうるしてしまいました

まあ、映画だから、2時間の枠の中に収めなければならないわけで、その辺は省略したのでしょう
あらかじめ内容を知っている原作ファンにはそれでいいかもだけど、初心者にはちょっときつい
よっしゃ、漫画全巻読破して、それからもう一回見てやろう!!
て、気になりました、いや、マジで、ホントに

さて、メンバー全員にスポットが当たっていて、特に誰が主人公ってわけでもなかったけど、一応、沖縄出身の宮城リョータ君が主役なのかな
お兄さんとの件はちょっと「タッチ」を思い出しました

原作漫画では桜木花道君が主役なんでしょ?
彼はヤンキー?
背中痛めてるのにムリして試合出てたけど、あの後どうなっちゃうの?
再起不能になるの?
気になるーー!!

原作はもうちょっとギャグもあった気がしたんだけど、映画ではみんなストイックで、そこも集中して見れた要因なのかなと思いました

映像は3DCGという技法で描かれているそうです
つまり、CG?
井上雄彦さんは、「バガボンド」は読んでて、画力の高い方だなーというのは感じていました
試合中の躍動感、臨場感に圧倒されます
音楽の使い方も素晴らしい
心が震えるとはまさにこのこと

コレは観に行って良かったな〜