当時漫画を読んでいた頃から、小柄な身体でぱっぱっと動きながら目ではずっと綾ちゃんをみてる宮城リョータが一番好きだったのですが、その十何年後にこんな大きなスクリーンで彼の相変わらずのかっこよすぎる躍動と物語をみれるなんて思ってもみなかったです。好きで良かった、パスをだす瞬間とか最後のあの表情とか問答無用でもうそれで良いんですってなってしまう。そういうのもあるのだけれど、あの20秒間（実際の体感は永遠くらいのものって言いたくなるくらいでした）をみるためだけに映画館に行きましたと観終わって思います。皆んなが皆んな死ぬほど練習してきて自分のなかでの葛藤みたいなのが全員に当然あるもので、脚本、監督を井上雄彦がとことん妥協せずにつくった作品、それにはあの頃夢中で読んでいた漫画の世界への没入の恍惚感と心臓のばくばくが何よりも一番に刻まれていて、それを全力でみせてくれて、今の年齢でそんなものをみれて本当良かったって心底思いました。re:SOURCE読もう📖（あとメガネくんと、メガネくん継承者までもが今回もしっかり描かれていたのも、補欠組としてはぐっときて最高でした✨）
