このレビューはネタバレを含みます
宮城リョータが夭折した兄・宮城ソータの分の人生まで背負ってバスケットボールをやってると同時に自分もバスケットボールにしか縋れなかったことが分かった 時系列としては山王戦
ミニバスの試合のビデオの持つ雰囲気の再現度があまりにも高すぎて あの懐かしさとか体育館の狭さとか親の声とかの独特の雰囲気
バスケ辞めてから親がミニバスの時のビデオばっかり観てるから今の自分には価値がないみたいで苛ついたことまでも思い出した
バスケットボールだけが人生だったことがある人も今もそうな人もバスケなんてルールも知らない人も全員良さが分かることが凄すぎる映画
リョータが山王のゾーンプレスをやっとドリブルで潜り抜ける時の転けそうになりながらもボールを身体の前に置いていく動き 井上先生は紙の上でこの動きを再現したかったんだ てなった