「映画じゃなくて試合です。」
誰かがテレビでコメントしてた。本当にそう思った。「おもしろい」じゃなくて「負けられない」なんだよな。選手たちの過去が戦う理由になってて、それを知ってしまうとタダの試合じゃなくなってくる。
桜木じゃなくて宮城にフォーカスしたセンス。「死」「受け継ぐ」「家族」とか、背負ってるものが大きすぎる。バスケをやる理由が自分のためだけじゃない。そこが良かった。
永遠に語り継がれる名シーン「ラスト8.0秒」をどう描くのか、相当なハードルだったと思う。いや、すごかったね。誰もが口を揃えて「息ができなかった」なんて言ってる。
こんな体験させてくれてありがとう。
井上雄彦さん、もっとアニメ作ってほしいです。
あと、安西先生のアゴの質感も良かった。