作家志望の青年が、母の勧めで才能を見いだすための旅に出る話。
旅する仲間が多いこと以外は、映画『都会のアリス』と同様で、取り止めの無さは本作が更に上を行く。
まさに『まわり道』。
“こういう作…
観念から逃げられない男。俗っぽさから逃げようとして、結局最も俗にはまってしまう数多くの凡夫よろしく、主人公も政治から逃げようと気取るが、おそらく政治からは逃れられない青臭い文学青年である(非・政治的…
>>続きを読むウィルヘルムは、不安とあこがれを抱えたまま旅に出る。旅の途中で彼は、旅芸人の老人、少女、放浪詩人達、そして女優のテレーサなどと知り合い、さまざまなことを語り合うが、、、。
共通点のない人々が交流す…
すみません、どうしても寝てしまう。ヴェンダース。
U-NEXTで寝て見逃してしまった部分を見直して頭の中で繋げて完成させます。(許されざる行為でしょうか)
ちぎれた記憶の脚色作業。ああ、確かこう。
…
ゲーテ原作未読
屋敷で六人が泊まり、その次の朝で語られるそれぞれの夢
夢のなかに紛れ込む嘘
それを嘘だと証明するのは本人の証言しかない
山の散歩道で一人一人が順番に主人公と会話をして、自分たちの…
シンプルで詩的。
ずっとモヤっとした感情が
彼らを繋げているようだった。
旅という転機のタイミングで
集まったのはやっぱり同じような人々。
ふらふらと言葉を交わし、
漂う彼らは何も見つけられなかっ…
■敗戦国の憂鬱〜■
(ヴィム・ヴェンダース監督「ロードムービー3部作」の第2作)
かなりの「抑うつ感」が漂う作品で、ちょっとのれなかったな〜💦
1977年の作品ですけど、当時の西ドイツ…
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