いろはす

まわり道 4K レストア版のいろはすのレビュー・感想・評価

まわり道 4K レストア版(1975年製作の映画)
4.5
「パリ、テキサス」に続いて鑑賞。

ヴェンダースの良さ、そしてナスターシャ・キンスキーの美しさに魅せられてしまった。

静かで大きくて面倒な感情をいっぱい受け取って、心地のいい疲れを感じた。

考えて、感じて、考えて、わからない。
そんな感じで生きるしかないのが人間だよなあと、静かに進む物語の間に少し自分を挟んでしまう作品。

終盤は音が全部がなにかを意味する声のように聞こえて、全部が何か意味のあるものに見えた。
もしかしたら人生ってそういうのなのかもしれない。

あと、
存在してるだけで惹き込まれてしまう雰囲気を帯びてるナスターシャ・キンスキー、ただの美人さんではないなあ、間違いなく美人さんなんだけど。
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