■敗戦国の憂鬱〜■
(ヴィム・ヴェンダース監督「ロードムービー3部作」の第2作)
かなりの「抑うつ感」が漂う作品で、ちょっとのれなかったな〜💦
1977年の作品ですけど、当時の西ドイツはまだ「抑うつ感」が人々の間に漂っていたのでしょうか?
ヴィム・ヴェンダース監督自身も抑うつ状態なのか?
ドイツと同様、日本も敗戦国ですが、この時代は、日本は高度経済成長期。
私の中ではイケイケのイメージですが…。
■まわり道■
青年ヴィルヘルムは作家としての才能を見出す旅に出たはずが…。
✔︎作家志望の主人公青年ヴィルヘルム
✔︎大道芸人(元ナチス)
✔︎口のきけない少女
✔︎女優テレーゼ
✔︎放浪詩人
共通点のない数名での旅に変わる〜
みんな何かを探しに集って旅をしたかったのか?
抑うつ感を癒したかったのか?
最後は、みんなと別れ一人になった青年ヴィルヘルム。
「無意味なまわり道ばかりしているようだ」というセリフで終わる。
うつで思考がまとまらないのか?
スランプを脱せないでいる…。