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まわり道 4K レストア版のneroliのレビュー・感想・評価

まわり道 4K レストア版(1975年製作の映画)
3.8
■敗戦国の憂鬱〜■ 
(ヴィム・ヴェンダース監督「ロードムービー3部作」の第2作)
 
 
かなりの「抑うつ感」が漂う作品で、ちょっとのれなかったな〜💦
 
1977年の作品ですけど、当時の西ドイツはまだ「抑うつ感」が人々の間に漂っていたのでしょうか?
 
ヴィム・ヴェンダース監督自身も抑うつ状態なのか?
 
 
ドイツと同様、日本も敗戦国ですが、この時代は、日本は高度経済成長期。
私の中ではイケイケのイメージですが…。
 
 
 
■まわり道■
 
 
青年ヴィルヘルムは作家としての才能を見出す旅に出たはずが…。
 
✔︎作家志望の主人公青年ヴィルヘルム
✔︎大道芸人(元ナチス)
✔︎口のきけない少女
✔︎女優テレーゼ
✔︎放浪詩人
 
共通点のない数名での旅に変わる〜
 
 
みんな何かを探しに集って旅をしたかったのか?
抑うつ感を癒したかったのか?
 
 
最後は、みんなと別れ一人になった青年ヴィルヘルム。
 
「無意味なまわり道ばかりしているようだ」というセリフで終わる。

うつで思考がまとまらないのか?
 
スランプを脱せないでいる…。
 
 
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