すみません、どうしても寝てしまう。ヴェンダース。
U-NEXTで寝て見逃してしまった部分を見直して頭の中で繋げて完成させます。(許されざる行為でしょうか)
ちぎれた記憶の脚色作業。ああ、確かこう。
ダニエル・シュミットの『今宵かぎりは…』『ラ・パロマ』でもその強烈なルックス、存在感が超面白いなと思っていたペーター・ケルンがこちらにも出ていてテンション上がった。
僕は『ベルリン・天使の詩』が全然好きじゃないのでペーター・ハントケ脚本の本作はどうかなーとちょっと身構えたけど、こちらはまあ普通に楽しめた。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』もしくは『ゾンビランド』みたいだ。凸凹の面々が不思議と集まってbunchになってく。そして次第に解散していくのは『夢の涯てまでも』もそうだったけど切ない。
やっぱ『夢の涯てまでも』ってヴェンダースの集大成みたいな映画だったんだなと分かる。あれには全部詰まってた。
冒頭のお母さんとのやり取りから既にちょっと不思議で、いい歳して道に迷いまくってる主人公のことをとやかく言わず旅に送り出し、旅先で出会う人たちも見ず知らずのはずなのに会ってすぐ家族のようになる。これがヴェンダースらしさなのかな。
あとなんかテレビ好きよね。ブラウン管。で大抵なにも映ってない。
旅に映画を感じるのは、とても分かります。
【一番好きなシーン】
伯父さんの家と間違えて入るところ。