ヴィムヴェンダース5本目。
前作『都会のアリス』と比べると物語の必然性がだいぶ薄いけど破綻しているわけではなく観やすかった。
ボンの町でテレーゼと合流する辺りから気持ち良さが増してゆき、孤独の話と夢…
ベルリン天使の詩しか見たことがなかったので、ベースのようなものを感じた。全体的にこういう作風なのかな?
詩を行動に移すとこうなるのかなと思った。パーティメンバーの増え方とか面子とか、なんかドラクエ…
映画の本質とは関係ないんだけど主人公が書いていた文章の内容の「善意と無慈悲の共存」って言葉がすごく印象的だった。一見善意に見えるようなことでも、深層を辿ると無慈悲からきていたりすることって意外とある…
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役者の力。映画というよりも舞台を映像化しているような、不思議な展開の中にあるリアリティと政治的メッセージ。
意味分からんスタート、普通はキモがる。でも知らない人と話すのが好きだったり…
ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』が原作になっているということもあり、なんだか文学的。独白が多く、登場人物の台詞も言い回しがややこしいので少々眠くなる。鑑賞後に残る言いようのないモヤモヤ…
>>続きを読むヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー3部作の一つ。
作家として行き詰まった主人公の自分を見つめ直す旅の冒険。
旅の途中で出会う大道芸人の親子や詩人志望の男性、故郷に残した恋人。
自殺願望の孤独…
© Wim Wenders Stiftung 2015