【ロードムービー三部作の②/(西)ドイツの苦悩】
ロードムービー三部作の二番目。
この「まわり道」は、冒頭のテロップで説明があるように西ドイツで、多くの賞を獲得している。
おそらく、この作品…
「パリ、テキサス」に続いて鑑賞。
ヴェンダースの良さ、そしてナスターシャ・キンスキーの美しさに魅せられてしまった。
静かで大きくて面倒な感情をいっぱい受け取って、心地のいい疲れを感じた。
考え…
「作家なのに人間が嫌い」
常に斜に構えた醒めた目で、俯瞰で世界を見ている(つもりの)人間が作家になろうとするのかもな
目的地もない、起承転結もないだらっとしたロードムービーなのに「まわり道」な…
冒頭で早速寝落ちしそうになりましたが頑張って起きました。何も起こらない映画特有の、時間の持続に身を任せているとある瞬間別次元入っちゃった〜みたいな感覚あります。画面上では何も起こっていないのですが。…
>>続きを読むナターシャ・キンスキーがかわいすぎる…
穏やかながらしかし、特に理屈なくガンガン物事が進んでゆく様子がおかしい。そこには理由も説明もなく、ただそうである、という状態が続いていく。ストーリーを説明しよ…
© Wim Wenders Stiftung 2015