ブラックユーモアホフマン

さすらい 4K レストア版のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

さすらい 4K レストア版(1976年製作の映画)
4.6
作り方は『夢の涯てまでも』の縮小版で、話もあっちはSFノワール要素があったけどこちらはシンプルなロードムービーで、進化を感じる。が、インディペンデントなこちらもまたメチャ好き。

回る映画のフィルムとトラックのタイヤを掛けている。そして人生も進む。進んできた道程も後ろに続いている。

トイレには行きたくなったけど、長いなんて思わなかった。むしろ短いとすら思った。終わってしまう時は寂しかった。

【一番好きなシーン】
・即興影絵芸
・夜中、建物から音がして。
・「他の人間並みの過去が俺にもあった。初めて実感できた。ほっとした」