紛れもなくウェス・アンダーソン映画のそれだったけど、展開はちょっとだけ今までと違う感じ。まあ、何やっても好きだからいいけど。
相変わらず実写でもストップモーションアニメでも全くブレないクオリティとファンタジーな世界観、セットの色使いも設定も徹底されてる。お酒の自動販売機とか、不動産の自動販売機とか、SFの設定とか、好きなように描いてて、出演者たちも楽しんでるだろうなという顔ぶれ。
やや捉えどころのないストーリーだけど、淡々としてるんだけど、ちょっぴりセンチでヒリヒリする感じも相変わらず。劇中劇スタイルで、少しスパイスを加えた感じか。