めちゃくちゃ好きだったな。情報量が多くて早くて混乱して疲れるのもわかるけど、どっぷり世界観に浸れて楽しくなってしまうウェス・アンダーソン。挑むのは怖いからっていう男の子の吐露が妙に刺さってから、そこからはそういう物語として観ていた。みんな不安で怖いけど、好きな人がいて、自分のことを好きな人がいて、自分を信じて生きている。かわいい世界観の中で人生を考えさせられるセリフがちりばめられているから、それがたまらなく好き。今作は子どもたちの純真な発明や宇宙人を目の当たりにしたときの姿がキラキラしてて、それも相まって涙腺。。