ミーミミ

アステロイド・シティのミーミミのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
4.8
やっぱり好きなんだな〜


今作はずいぶんと変わった作りをしている。

身を委ねるのに充分な舞台と袖。

想像力を掻き立てる台詞と間。


それにしても
何故こんなにも思い出して
胸がジンジン熱くなるのだろ。


そこはかとなく、羨ましくもある。


当事者ではなく、演者の自分が演者の相手と会話をする。

少し俯瞰で。 少し渇望して。


忘れていた相手のことを教えてもらい

封印していた自分のことに気づく。


こんな世界はないけども、憧れるよ。


もしかしたら、いまの世界でも出来るだろうか。

袖が欲しいな、と思う今日この頃、



でも、
知らなくってもいいんだ、笑





トム・ハンクスの義父が、もぅ〜!って
主人公をポコポコする真似をする気持ちがわからなくも無い、笑


わからないもどかしさ、って愛おしい


そんななか、うっかり分かったりすると
なお嬉しくて、愛おしい


それで、案外、わからないまま
次のターンに入ってたりもする。


それも、また良しなのだね


曖昧模糊ね〜


想像する楽しさ

間を愛したい。



余談
1回目、帰り道、息子の解説があって、初めて涙するw

2回目、もうちょっと突っ込んだ解説があり、また感じ入るw
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