ウェスワールド全開。
ずっと終わらないでほしかった。
歳を重ねるごとに
作り込みが異常な域に達していて大好き。
芸が細かすぎて、一回観ただけでは
気づけていない所も多いんだろうな。
映画は虚構だから、
生々しいリアリティよりも
「いかに作り込むか」が
監督の腕の見せ所だと思う
(ドキュメンタリーは別として)。
個人的な好みの問題だけど。
それが作品のオリジナリティであり、
「もう一回観に行こう」の原動力になる。
パンフを買うことにもつながる。
みんなが楽しめることを優先した
大衆向けの作品や実写化作品も
もちろん面白いけれど、
こういうある種変態的な作品も
もっともっと観たい。
そんな作品は、
AIにはゼロからは作れないと思うから。
この監督と同じ時代に生まれて
本当によかった。