『フレンチ・ディスパッチ』の画面構成が芸術的で完璧だと思っているので、今作のシンプルな画面には少々物足りなさを感じた。
しかし相変わらずストーリーもテンポも観ていて清々しい。
クールなティルダ・スウィントン氏のキャラクターばかり目にしてきたので、栗色のふんわりとしたヘアスタイルには終始見慣れなかった(そこが面白かったり)。
あとはなんと言ってもエイドリアン・ブロディ氏!今作のために作られた身体だろうか?かっこいい...あと、あとこんなに低く魂の底に響くようないい声だったろうか...彼の登場からそればかり気にかかり溶けた。