※美術の考え方について
所謂オーソドックスな方向性としては
台詞をより伝わりやすくする為に
美術を凝るという考え方。
しかし、
ウェスの作品はそうではない。
美術を魅せるために台詞を作ってる。
故に8割が本編とは関係の無いノイズに近い会話調の台詞。
年々作品を重ねる毎に振り切り具合が強くなってる気がする。
その内台詞さえも無くなるのでは...??
芸術の評価は観るもののスタンスである。
映画に内容を求めるものが観たら、
「難解で退屈な映画」
映画に美術を求めるものが観たら
「至高な映画」
に様変わり。
最後の一言たまらなくカッコいいです。