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アステロイド・シティのwksgknchのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
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アステロイド・シティ


鑑賞したのは9月...orz

舞台は1950年代のアメリカ。
ウェス・アンダーソンの世界観はがシンメトリーと独特な色合い。
純粋な物語として面白いというよりも不思議さも加味されている印象で、
構図や水平のカメラロール、顔にズームする、などがスタイル。
著名な俳優陣が物語に強度をもたらしているんだなと。。

物語の中の物語になっているのが面白かった、どちらがメインなのか?
しかも彼らがそこを往来する。
メインの物語の中で時が進んでいるように見えるが、実際はそうではなく、いくつかの流れがあるが、それらが後に伏線として回収されるわけでもなく、何か起きそうで起きない、俳優陣が割と無表情であることなども"映画"から少し離れていて不思議になる。私達が映画に期待していることがつかめない、掴ませないし、そもそもそこが主題ではないのですね。

最高なのは宇宙人の登場シーン、そこがこの物語の頂点だと思いました。
その前も後もこのための布石でしかない、そんな感じ。
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